5/29/2013

クルーズニュース


昨日はクルーズ代表吉岡と長野のファクトリーへ行ってきました。

注)こちらは近所のおそば屋さんです

まずは、ペダル製作部のナカジマ邸へ。
そういえば発売中のギタマガ6月号にて「日本のオーヴァードライブ特集/CD連動企画」があり、そちらでも弊社QUADRIVEが紹介されています。是非チェックしてみて下さい。

新作サンプル。蛇の目基盤でサウンドチェック。
凄く細かい。
現在はツマミの少ないシンプルな歪みを製作中。ただシンプルでは無く、少しだけマニアックな要素を加えたギター用のODペダルを仕上げています。お楽しみに。

さらに、制作部ナカジマ氏の提案により製作された新作サンプル。
ナゾの歪みをチェックします。
メチャメチャ細かいP to Pワイヤリング。果たして音は・・・??
これは・・・全く使えない・・・ダメですね。

でもまてよ。ひょっとして。

ム)「アレして、こうしたら、こうなりませんかね??」
ナ)「ああ、出来るんじゃない?」
ム)「やってみて下さい」
ナ)「はいよ。あとこうしてみる?」
ム)「あ、それ良いですね。チェックしましょう。どれどれ・・・」

あ、ヤバい。これ、出来ましたね...

と言うわけで製品化近し。と、言っても秋頃でしょうか?
ギタリストもベーシストもご期待下さい。基本のODとそうじゃない何か。登場します。
よくこんな状態で組めるなぁ...と感心してしまいます。




そしてギターファクトリーへ。現在進行中の楽器をチェック。新作です
Ab'sのボディー。生地の状態でもこの木目。
今回も良質なキルテッドメイプルを選びました。
でもただのAb'sではありません。

24フレット指板!
そうです。カスタムオーダーが多かった24F仕様がレギュラーに登場します
Ab'sだけでなく、Ab's7、そしてsolutionとsolution7の24フレットモデルも久しぶりに製作中。発売をお待ち下さい。

さらに、OSシリーズも。ストックがなくなったOS-JMもオーダーしています。人気のダーク・レイクプラシッド。ただいま塗装の最終仕上げです。



それでは最後にレアウッド(かなり貴重)をチェックする...

若きマスタービルダーY氏。
いつもお世話になっております。

3/13/2013

OSシリーズに新作登場です

ブログでの告知が先になってしまいましたが、OSシリーズ/OSLに新機種が登場しました。

OSL-LIGHT/SBです。

OSL LIGHTの「LIGHT」はチェンバーボディーカテゴリを表します。
ウェイトコントロールのチェンバー構造で、この加工によりギターの重量を4キロ前後に保つ為の仕様となります。

ボディーに小部屋を沢山作る一般的なチェンバー構造とは異なり、ソリッドギターのニュアンスは活きます。
その上で軽量化とエアー感のある鳴りを得ており、「コツン」と鳴るアタックがしっかりあります。クリーンでもオーバードライブでも、しっかりとした音像が残ります。

サンプル動画では前半はFenderアンプ直結のクリーンサウンド、後半はMarshall直結でのオーバードライブサウンドをチェックしています。


同じギターでもここまでキャラクターが違う?いえいえ、良いギターには「何々用の楽器」と言うのは無いはず。
弾手が変われば、弾手の音が活きる。アンプを変えれば、出音に違いが出る。
ジャンルが変わっても、良い音は良い音。そういう事も実感できる1本です。

ピックアップはお馴染みハンドワウンドピックアップSAYTONEの新作「ヴァンキッシュ」を搭載。
シングルコイルならではのキレの良さとスピード感があります。
フロントはジャジー、リアはロックリフにも最適なBITE感と音の立ちがあります。
フロント/リアのミックスではジャズマスターにも通じるジャングリーな音色があります。ローファイとファンキーと叙情の中心に位置するこの音色が欲しくてソープバーピックアップを手にする皆さんも多い事でしょう。
このヴァンキッシュピックアップは、リアが少しHOTなサウンドになっていますので、フロントとリアとのバランスもよく、演奏する音楽を選びません。

ブルーズギタリストからロックンローラーまでをも虜にしたこのスタイルならではの音色を是非体験して下さい。

とにかく弾いてみて下さい。
弾き易さと音の違いを感じて下さい

取扱店様は随時ご紹介いたします。

1/23/2013

New OS-JB

本日セットアップ中のこのJB、石橋楽器店様からのオーダーモデル。
よくご覧頂ければ・・・


お気づきでしょうか?
そうなんです。今回は60年代初期のスタック・スタイルのポットを使用してあの音を再現しました。

もちろん、単に「見た目をスタックポットにする」だけではダメなんですね。

最近では一般的に広く認知されてきている、60年代初期のピックアップのお話。
こういったスタックポットがデフォルトで 採用されていた時代はこのポットありきで(つまりスタックポットを通過する事が前提で)音決めが行なわれていたと言います。

このスタックポットは各ポットにヴォリュームとトーンが用意されていますが、ヴォリューム側は250Kオーム、トーン側は500Kオームという数値が異なるポットが使用されています。
さらに、オリジナルには抵抗がカマしてあり、一段出力が下がっていました。
そういったアッセンブリーを通過する際に生じるロスも含めてトーンと出力を決めていた訳です。
 

ところがその仕様の楽器を手に入れた多くのミュージシャンはその後のJBスタイルと同じく2ヴォリューム/1トーンの仕様にコントロールを組み替えます。操作性やその他の要因があったのでしょう。
その時に気づくのが「音量が違う」そして「音が違う」と言う事です。

名手であるJACOやJ.P.J等がそのパワフルなJBサウンドをレコードに残していますが、そのトーンの秘密の一つが、この「本来あるべきサーキットをバイパスさせた音」だったのです。

ボリュームポット等を一切介さないピックアップからダイレクトにアウトプットジャックに接続した音が一番ピュアな音である事には変わりはありません。もちろん、1つのコンデンサーとポットがパスされただけでもトーンには大きな変化が起こります。
もちろん、パワフルな出力とレンジ感が得られるかわりに、高域のノイズが増えて聞こえたり・・・と言うこともあります。

その辺りを考慮しても「この仕様にしたい!」と言われたらなるべくお答えしたいので、ここは一つSAYTONEにて新しいピックアップをデザインしましょう、と言う事でオーダーがスタートしました。

SAYTONEから出されたサンプルピックアップを元に考慮を重ねます。
・単純にパワーを持たせる=レンジが得られない。
・ローパワー=ポットで高域がロスする。
・ミッドレンジ中心にトーンを変化=面白く無い音になる
などなど、線材等は変えたりせずに、ピックアップの巻き方だけで音を創っていきます。

何回もサンプルを繰り返し、ようやく完成したピックアップは2連ポットを通過しても音にハリがあり、パワフル。レンジ感もあり、オールドスクールでパンチのあるベースサウンドを拾い上げます。

SAYTONEの新作、JBピックアップのVANTAGEを搭載したイシバシ楽器店様別注のOS-JB CUSTOM 60、是非店頭でお試しください。

イシバシ楽器店オフィシャルサイト