1/31/2011

K&T TALK SHOW? at Musicland KEY SHINJUKU

1月30日(日)はミュージックランドKEY新宿店様にて
K&T PICK UPS/KTR シリーズのトークイベントが行われました。
勿論、我々クルーズマニアック・クルーも現場にお邪魔して参りました。

ピックアップマイスター、Mr.高野氏と
Musicland KEY新宿店の藤原氏。

K&T GUITAR Researchの河阪氏の挨拶の後、
濃厚トークがスタート。

ハッキリ言って・・・
濃すぎる内容なのでここではあまり詳しくは書く事ができません(汗)
磁束密度や磁界のお話から商品説明が始まりますので、
よくある「ヴィンテージ風の何々」「トラッドな仕様」「モダンなハイパワー云々」という、簡単な説明には終わりません。
何故、マグネット(ポールピース)はN極トップなのか?
何故、ポールピースに面取りがなされているのか?
ターン数とは?
コイルのゲージ数と音の関係とは・・・?
濃厚な時間に皆さん大満足。
あの有名ピックアップとK&Tの違いは?という様な問題発言もお客様より飛んできたり・・・
その全ては・・・現場に足を運んだ皆様の胸にとどめていただきましょう!


そして、気になるKTR新製品(詳しくはこちらで)に搭載する
エンジン(ピックアップ)についても!?
詳しくは後日等ブログでもご紹介いたします 

実は現在・・・
プロジェクトが進行中。
ご期待下さい!多分、凄い事になります。

と言う訳で来月2月にはKEY京都店様にて同イベントが行われるそうです。
お近くの皆様は是非、足をお運びください!

1/28/2011

セットアップ〜心斎橋へ〜

昨日はクルーズマニアックサウンド/調整担当大臣が大阪・心斎橋KEYさんへお邪魔してまいりました。

冬ならではの気候による乾燥は勿論ですが、エアコンによる乾燥は楽器にはかなりキツい。
我々人間でも、朝起きたら唇がガサガサになっていたりしますが、楽器にも同じ事が言えます。特に大型店様や天井の高さがある店舗様では湿度を保つ事もままなりません。

と言う訳で出張お出かけチェック。


ずらりと並んだKTR
さすがに時間をかけたシーズニングが利いています。
殆ど手をかけることなく、ネック調整のみで終了。
BIG UP! 寺田楽器の皆さん。やはり良いギターですよ。

その後も調整。
入り口付近の楽器を中心にセットアップ。
人間と同じく、この時期には保湿が必要ですね。
皆さんもオイルやメンテナンスをお忘れなく。
人間が快適な空気であれば、楽器にも優しい。基本です。


と言う訳で、今回も無事終了。
最後にKEY心斎橋店の田ノ上氏、幡谷氏を激写。
やっぱりギターを持ったらこのポーズなんだ!?
これからもよろしくお願いいたします。

イカつい幡谷氏。
物腰の柔らかい好人物なのですが・・・何故かカメラを向けるとこうなる(笑)
がフューチャリングしているのは
K&T GUITARSの"TEAGUR"
コリーナウッドの音色が最高です。
そして、K&TピックアップのWEEP&THE '51 TLのマッチングは他には真似の出来ない絶妙なキャリブレーションと音色。
作りの細かさは勿論、手の込んだピックガード等の細工も素晴らしい。
是非お試し下さい。

来月は高崎と、出来れば京都にもお邪魔したいと担当が言っております。
ご近所のユーザーの皆様の楽器も、タイミングがあえばセットアップしますので是非店頭へ。

今年は色々、アクティヴですね。

村田

1/26/2011

2011/01/25/FACTORY

昨日は今年最初の打ち合わせに松本へ。
良い天気!ですがやっぱり・・・寒いですね。


現在進行中のプロダクトの打ち合わせを飛鳥工場の八塚社長と打ち合わせ。
行程も順調。ハンドワインディングピックアップや
一部パーツ納期が少しだけ遅れておりますが、全ては順調。

で、久しぶりに来たので、プチ・ファクトリーツアーを敢行。

Uncle SPとJB-SPALTED
現在製作中です。

トップ材も良いですね。

その全貌はこちら。

ちなみに下がフーチーズ・オーダーのJB-SPALTED(仮名)
なかなか・・・派手ですね。

ところでこの2枚を見比べてUncleとJB-Modernの違い、お解りになりますか?


実は・・・

アンクルってボディーが一回り小さいのです。

以下証拠画像
上がUncle

ボディーRがついて成形されると気づきにくいのですが、結構サイズは違います。
勿論、サウンドも異なります。
気になる皆さんは是非完成品を弾き比べてみて下さい。
3月中旬には完成?

こちらは鉄芯埋め。
トラスロッドの仕込です。

クルーズのトラスロッド調整は本当に楽。
効いて欲しい所にバシっと効いてくれる、とテックの皆さんにコメントを頂きます。リペアマンの皆さんにも。
よく効く秘密は・・・

ちゃんと製作する、と言う事らしいです。
ちなみにクルーズのロッドはヴィンテージをコピーするのでは無く、アレンジを加えた仕様になっています。特にベースのロッドは気持ちよい位に効きます。四季のある日本、ツアーミュージシャンには必須では?

こちらは1PのPBネック。こんなに分厚い状態から削りだしていきます。

ラフ加工終了。
この後、しばらく寝かせて狂いを出します。
そしてまた、加工。 
もうちょっとで仕上げ、の段階。
非常に手間をかけています。ありがたや。

ちなみにこちらが飛鳥の乾燥ルーム。
今まで自然乾燥で行っていた行程を、かなり短縮できます。

とは言っても、自然乾燥の時間が全く無くなる訳では無く・・・
ナチュラルシーズニングも勿論平行して行われています。
特にエボニーなどは今までですと2年程かかっていた時間が大分短縮できます。
やっぱり、というか結局、道具は使い様です。

・・・続く!