先日、石橋楽器店様のYOUTUBE上でのオリジナルコンテンツである「楽器流行通信」という番組にて、弊社製品のQUADRIVEとSPREADER CHORUSをご紹介いただきました。
先日のメルマガにて公開されたとの事なので、こちらにもリンクを張らせていただきます。
石橋楽器店様/楽器流行通信
今回はわたくし村田も出演させていただき、製品の具体的な操作方法から説明しております。
ギターもBottom's Up 2009からOST-60、さらにOST-69のメイプル指板まで持ち込み(笑)サウンドチェックで使用していただきました。
本格的な撮影を行い、自社内にて独自のコンテンツに反映させておられる石橋楽器店さんのパワーが素晴らしかったです。熱気に圧され(?)12月だというのに、思わずT-シャツ1枚で挑んでしましました・・・
ギターとペダルの音は、スタジオでローランド社のJC-120にシュアーのマイクSM57を立ててRECしたもの。
素晴らしいトランジスタ・アンプを、まるでチューブアンプのクランチ・チャンネルの様に変化させるQUADRIVEのキャラクター。そして、そのコントロールがどういう効果を生むか?という事を目と耳で確認していただければ幸いです。
SPREADERもモノラルRECでこの広がり。そして使用法に関してもご愛用の皆様のヒントになればと思います。
限定生産品なので、まだチェックされていない皆様は使用されているギターと合わせて是非、店頭でチェックしてみて下さい。
司会のタッキーさん、ギタリストのミサワさん、そしてスタッフの皆さん今回は誘っていただいてありがとうございました!また誘って下さい〜
村田
12/23/2011
12/14/2011
SPREADER #3
Guitar shop hoochiesより、新しい動画です。
今回はOST-69を使用して、いわゆる王道のシングルコイルピックアップ搭載ギターでのハードロック的サウンド検証・・・動画になっています(笑)
使用アンプはフェンダーのデラックスリヴァーブです。
あのギタリストS.Lも初期にはREVERA MOD.のデラリバを使用していましたし、やはり王道の貫禄漂うアンプなのは間違いありません。今回使用したデラリヴは、勿論リイッシューモデルです。
80年代から90年代にかけて、世のギタリストを魅了したハイゲインMODアンプ。
ハイゲインアンプの先駆けと言えば(アメリカでは)有名なブギーやREVERA、soldanoのSLOやCAA/John Shurの3+は外せないでしょう。
あの時代の音楽と音の影響力は、勿論今のシーンにも深く関わっています。
よく「LAスタジオ系」と称されますが、その真逆に位置するようなALTANATIVE ROCKと呼称される音楽(時にダウンチューニングやハスキーでDOOMなTHROATの後ろで鳴っている音)のギターやベースのサウンドには、こういったコーラスやディチューン(本当のディチューンは一味違うらしいですよ?)処理がされていたはずです。今回はそんなアメリカンなサウンドをイメージしてRECしてみました。
プレイヤーのS氏曰く、「やっぱ良いシングルコイルは音が太いよねー」
一般的にグレイボビン期のシングルコイルは「シャープで冷やか」なのですが、こういう風にアンプの手前で「プリアンプ的」にPUSHするタイプのペダルを繋ぐと、アンプをモディファイしたような感覚で演奏できるはずです。
ハムバッカーは「ハムノイズを消してくれる」代わりに、「本来あるべき音」の一部もキャンセルしてしまいます。これは、構造上の問題。仕方がありません。代わりに、パワーとノイズレスを約束してくれます。
でも今回はシングルコイルで録っています。
この音にドラムとベースとストリングスが加わる事を想像してみてください。特にベタベタのキックとパワーのあるベースを組み合わせたら・・・
この動画のように、グレイボビン・シングルのシャープな立ち上がりを、GODの様なフラットなハイゲインペダルで増幅し、コーラスで揺らぎを加えて「〆る」
これも「一つの正解」なのですね。サウンドを〆る役割を果たす役割もコーラスにはあります。
つまり、広がりある効果が売りの「スプレッダー」ですが、実際にはサウンドに締まりを与える効果もあるのです。
勿論、こういう演奏の際には素早い音のミュートをはじめ、ギター側のコントロールも非常に重要になってきます。その辺りも含め、楽器側だけでなく、演者さんの技量も大切な「音のファクター」だと言えます。
村田
今回はOST-69を使用して、いわゆる王道のシングルコイルピックアップ搭載ギターでのハードロック的サウンド検証・・・動画になっています(笑)
使用アンプはフェンダーのデラックスリヴァーブです。
あのギタリストS.Lも初期にはREVERA MOD.のデラリバを使用していましたし、やはり王道の貫禄漂うアンプなのは間違いありません。今回使用したデラリヴは、勿論リイッシューモデルです。
80年代から90年代にかけて、世のギタリストを魅了したハイゲインMODアンプ。
ハイゲインアンプの先駆けと言えば(アメリカでは)有名なブギーやREVERA、soldanoのSLOやCAA/John Shurの3+は外せないでしょう。
あの時代の音楽と音の影響力は、勿論今のシーンにも深く関わっています。
よく「LAスタジオ系」と称されますが、その真逆に位置するようなALTANATIVE ROCKと呼称される音楽(時にダウンチューニングやハスキーでDOOMなTHROATの後ろで鳴っている音)のギターやベースのサウンドには、こういったコーラスやディチューン(本当のディチューンは一味違うらしいですよ?)処理がされていたはずです。今回はそんなアメリカンなサウンドをイメージしてRECしてみました。
プレイヤーのS氏曰く、「やっぱ良いシングルコイルは音が太いよねー」
一般的にグレイボビン期のシングルコイルは「シャープで冷やか」なのですが、こういう風にアンプの手前で「プリアンプ的」にPUSHするタイプのペダルを繋ぐと、アンプをモディファイしたような感覚で演奏できるはずです。
ハムバッカーは「ハムノイズを消してくれる」代わりに、「本来あるべき音」の一部もキャンセルしてしまいます。これは、構造上の問題。仕方がありません。代わりに、パワーとノイズレスを約束してくれます。
でも今回はシングルコイルで録っています。
この音にドラムとベースとストリングスが加わる事を想像してみてください。特にベタベタのキックとパワーのあるベースを組み合わせたら・・・
この動画のように、グレイボビン・シングルのシャープな立ち上がりを、GODの様なフラットなハイゲインペダルで増幅し、コーラスで揺らぎを加えて「〆る」
これも「一つの正解」なのですね。サウンドを〆る役割を果たす役割もコーラスにはあります。
つまり、広がりある効果が売りの「スプレッダー」ですが、実際にはサウンドに締まりを与える効果もあるのです。
勿論、こういう演奏の際には素早い音のミュートをはじめ、ギター側のコントロールも非常に重要になってきます。その辺りも含め、楽器側だけでなく、演者さんの技量も大切な「音のファクター」だと言えます。
村田
12/06/2011
SPREADER CHORUS #2
では、改めましてSPREADERコーラスをご紹介しましょう。
まずはこの動画をチェックしてください。
実はこの時、たまたま、動画を撮る準備をしていたら、いいところに遊びに来た(笑)unsuspected monogram/Screaming Frogsの若菜氏に無理矢理弾いてもらい(ごめんねー!)私はツマミ弄りに専念しています。自分で弾くより、お伝えしたい事が明確に記録されています。
まず、このコーラスの特徴は、AとB二つのモードがあります。
「コーラス」というペダルにおいて、ギターやベースプレイヤーが求める事は「ディチューン」と「揺らぎ」だと思います。その呼び名は知らずとも、効果を聴いて、感じてください。これが鍵盤プレイヤーの場合だと、レズリー系の「回転感」が必須になってきます。今回はその「回転感」は持たせていません。あくまで「コーラス」にこだわっています。
スプレッダー独自の効果によって、雰囲気あるギターのワン・フレーズがツマミの設定によって、驚く程その場の空気を変化させます。一般的なコーラスではスィートスポットはそれほど多くないかもしれません。しかし、このスプレッダーには少なくとも4ヶ所のポイントがあり、それが独自のコーラス効果を生み出しています。
speedをゼロから1/4、1/4から1/2、そしてフルスピード。そしてその中間。
depthをゼロから1/4、1/4から1/2、そしてその中間とフルアップ。
ちなみにdepthがフルで原音とエフェクト音が約50/50のミックスとなります。
…
この動画の静寂な音を聴くと、個人的にも12月にこのコーラスを発表できる事が嬉しくなるような感覚すらあります。
この静まりかえった凛とした静けさ。これこそが今回求めた「コーラスサウンド」なのです。ちょっとヨーロッパ的な響きを求めていたのかも知れません。
もっとも、このコーラスの音を聴いて、一瞬でこのフレーズを思いついた若菜氏のセンスも、今回の動画に素晴らしい結果を与えてくれました! 本当にありがとう。
・・・そして、こんなにお上品なコーラスですが、なんとも面白い事に、ディストーションサウンドを組み合わせる事で、今度は混沌とした場面を作り出したりします・・・
いよいよ、発売まで後わずか。
次はSPREADERの今回とは違った側面をご紹介できるかと思います。
murata
まずはこの動画をチェックしてください。
実はこの時、たまたま、動画を撮る準備をしていたら、いいところに遊びに来た(笑)unsuspected monogram/Screaming Frogsの若菜氏に無理矢理弾いてもらい(ごめんねー!)私はツマミ弄りに専念しています。自分で弾くより、お伝えしたい事が明確に記録されています。
まず、このコーラスの特徴は、AとB二つのモードがあります。
「コーラス」というペダルにおいて、ギターやベースプレイヤーが求める事は「ディチューン」と「揺らぎ」だと思います。その呼び名は知らずとも、効果を聴いて、感じてください。これが鍵盤プレイヤーの場合だと、レズリー系の「回転感」が必須になってきます。今回はその「回転感」は持たせていません。あくまで「コーラス」にこだわっています。
スプレッダー独自の効果によって、雰囲気あるギターのワン・フレーズがツマミの設定によって、驚く程その場の空気を変化させます。一般的なコーラスではスィートスポットはそれほど多くないかもしれません。しかし、このスプレッダーには少なくとも4ヶ所のポイントがあり、それが独自のコーラス効果を生み出しています。
speedをゼロから1/4、1/4から1/2、そしてフルスピード。そしてその中間。
depthをゼロから1/4、1/4から1/2、そしてその中間とフルアップ。
ちなみにdepthがフルで原音とエフェクト音が約50/50のミックスとなります。
…
この動画の静寂な音を聴くと、個人的にも12月にこのコーラスを発表できる事が嬉しくなるような感覚すらあります。
この静まりかえった凛とした静けさ。これこそが今回求めた「コーラスサウンド」なのです。ちょっとヨーロッパ的な響きを求めていたのかも知れません。
もっとも、このコーラスの音を聴いて、一瞬でこのフレーズを思いついた若菜氏のセンスも、今回の動画に素晴らしい結果を与えてくれました! 本当にありがとう。
・・・そして、こんなにお上品なコーラスですが、なんとも面白い事に、ディストーションサウンドを組み合わせる事で、今度は混沌とした場面を作り出したりします・・・
いよいよ、発売まで後わずか。
次はSPREADERの今回とは違った側面をご紹介できるかと思います。
murata
12/05/2011
Crews "UNCLE" and "BeBottom' 21"
本日はSPREADERのお話は一旦お休みして・・・
久しぶりに製作したベースをご紹介します。
まずはクルーズベースの5弦筆頭。
このBe Bottom' 21はJB-2005シリーズよりも若干大きなボディーサイズを持っています。
それ故に低音の鳴り感がリッチでグルーヴィーなベーシストの皆さんからの支持が高いモデルです。
「どーん」というアタック(?)と「むーん」というローエンドの伸び(?)はこのモデル唯一の鳴りです。
JB-2005シリーズは4弦のJBボディーを基本にしていますので、サウンドの違いが明確にありますね。
以前はセパレートタイプのブリッジが主流でしたが、ここ3ー4年はカスタムオーダーでのご注文では写真のMEGA BASSやBADASS BASS Vでのオーダーが多かったため、今回久しぶりに数本製作するにあたって、MEGA BASSを搭載してあります。
続いて、こちらも久しぶりなUNCLE JJ
ライトウェイトアッシュボディーはディンキーシェイプ。
Be Bottom'とは逆に、JBよりも若干小振りなボディーで
レスポンスよく、スッキリとしたサウンドが持ち味。
勿論、ローズ指板モデルも製作しました。
シャーラーブリッジが基本のこのモデルは、ハムバッカー搭載のアンクルHBシリーズよりも以前から製作されていたモデルで、スラッパーの皆さんから、ピックでチューニングを下げてプレイされるラウドロックミュージシャンの皆様にまで、広くご愛用いただいております。
JBもそうですが、アクティブモデルはブッシュ式では無くボルト式でペグを固定しています。
この違いがサウンドに大きく変化を与えます。
楽器好きな皆さんであれば、この仕様からすると「ギンギンで硬質なサウンド」というイメージがあるかと思いますが、素の音(生鳴りの音)に注目して下さい。
特に、ロッドの入れ方が他社さんとはちょっと異なり、その違いがアンプからの出音にも大きく作用しています。
打込みや音数の多いアンサンブルの中でも埋もれないベースサウンドをお探しの皆さんには是非一度お試しいただきたいモデルですね。
近日撮影が完了次第、オフィシャルサイトにもアップします。
村田
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