12/05/2011

Crews "UNCLE" and "BeBottom' 21"

本日はSPREADERのお話は一旦お休みして・・・
久しぶりに製作したベースをご紹介します。

まずはクルーズベースの5弦筆頭。
このBe Bottom' 21はJB-2005シリーズよりも若干大きなボディーサイズを持っています。
それ故に低音の鳴り感がリッチでグルーヴィーなベーシストの皆さんからの支持が高いモデルです。
「どーん」というアタック(?)と「むーん」というローエンドの伸び(?)はこのモデル唯一の鳴りです。
JB-2005シリーズは4弦のJBボディーを基本にしていますので、サウンドの違いが明確にありますね。

以前はセパレートタイプのブリッジが主流でしたが、ここ3ー4年はカスタムオーダーでのご注文では写真のMEGA BASSやBADASS BASS Vでのオーダーが多かったため、今回久しぶりに数本製作するにあたって、MEGA BASSを搭載してあります。

 メイプル指板モデルもございます。詳しくは全国のディーラー様までお問合わせください。



続いて、こちらも久しぶりなUNCLE JJ
ライトウェイトアッシュボディーはディンキーシェイプ。
Be Bottom'とは逆に、JBよりも若干小振りなボディーで
レスポンスよく、スッキリとしたサウンドが持ち味。
勿論、ローズ指板モデルも製作しました。
シャーラーブリッジが基本のこのモデルは、ハムバッカー搭載のアンクルHBシリーズよりも以前から製作されていたモデルで、スラッパーの皆さんから、ピックでチューニングを下げてプレイされるラウドロックミュージシャンの皆様にまで、広くご愛用いただいております。

JBもそうですが、アクティブモデルはブッシュ式では無くボルト式でペグを固定しています。
この違いがサウンドに大きく変化を与えます。

楽器好きな皆さんであれば、この仕様からすると「ギンギンで硬質なサウンド」というイメージがあるかと思いますが、素の音(生鳴りの音)に注目して下さい。
特に、ロッドの入れ方が他社さんとはちょっと異なり、その違いがアンプからの出音にも大きく作用しています。
打込みや音数の多いアンサンブルの中でも埋もれないベースサウンドをお探しの皆さんには是非一度お試しいただきたいモデルですね。

近日撮影が完了次第、オフィシャルサイトにもアップします。

村田