2/03/2011

2011 ニューラインナップ

近日、実際に商品の出荷を開始いたしますが今年2011年、かなり思い切ったニューラインナップを市場に投下いたします。
昨年までは「ヴィンテージライン」というカテゴリーで発表してきたワンピースボディー/プレミアム・ブラジリアンローズといったマテリアルを惜しみなく使用し、我々の考える「昔ながらの製法で製作した基本となる楽器」。

おかげさまで多くの皆様に手に取っていただき、実際にご購入頂いております。本当に我々も驚く程でした。
勿論、貴重なブラジリアンや、規定数を揃えるにも時間を労するワンピースボディー、なおかつ軽量感や鳴りと言う部分でも「ワンピースであれば何でも良い」というワケには行きません。
ファクトリースタッフや我々自身で材を選定し、エアドライシーズニングさせた木材は、正直に言うとあの価格帯では販売できないクラスのものです。
しかし、オリジナルヴィンテージをお持ちの皆様にも納得していただける事。

そしてこれから2本目3本目という楽器を探している皆さんにとって長く付合える最上の国産ギターを手にして欲しい、という願いからこのシリーズはスタートしました。
また、一部のモデルには同じく国産の最上級ピックアップ、いや世界的にもあのレベルのピックアップは存在しないと思われる程、製法だけでなく音にこだわって製作されるK&Tピックアップとのコラボレーション・モデルを発表いたしました。

そして今年、もっと多くの皆さんにも、「こちら側の世界」を体験していただきたく、新しいラインナップを加えます。
2ピースボディー、マダガスカルローズを基本スペックに設定。
様々なパーツやピックアップを搭載させたモデルを展開いたします。

まずはおなじみのスラブボード指板にアルダーボディーのSTスタイルから。続いてスタンダードモデルが続きます。
勿論、単なるコストパフォーマンスモデル、と言う訳ではありません。
今更我々がそういった楽器を製作しても、皆さんには納得していただけないでしょう。
勿論、我々もやる意味がありません。

結局、飛鳥ファクトリーの八塚社長及びスタッフの皆さんと密にコンタクトを取りあい、無理を聞いていただいた事で、価格をはるかに上回る、驚くべきクオリティーを持ったギターが完成しました。

続く